口を開ける時の音と痛みに悩まれている女性が多いです〜それは顎関節症かも!?〜
口を開ける時にガコガコという音が出る…
音だけじゃなく、痛みも出る…
そんな症状にお悩みではありませんか?
それはもしかしたら、顎関節症(がくかんせつしょう)かもしれません。
最近、この症状に悩んでいらっしゃる女性が多いです。
では、顎関節症とはどんなものでしょうか。
顎関節症の症状について
顎関節症(がくかんせつしょう)とは、上顎と下顎の関節部分である「顎関節」またその付近に痛みや、関節雑音・口の開けにくさなどの機能的な障害を引き起こすものです。
顎関節症の主な症状は、口を開ける時の音(カコカコ・コキコキ・ガコッ・ザラザラなど)・口の開けにくさ・口を開ける際の痛みなどの症状です。
残念ながら、放っておいても症状は治りませんし、時間の経過とともに筋肉の疲労が蓄積し、緊張がますます強くなっていきますので、できる限り早めの治療が望まれます。
また症状が悪化すると、「頭痛」や「顔面部の痛み」「耳鳴り」なども併発することがあります。
顎関節症の原因
顎関節症の主な原因は、筋肉の緊張が共通しています。
例えば、
- 力仕事やスポーツをしている方で食いしばる癖を持っている方
- 頬杖をつく方
- 受けているストレスが強く、夜寝ている時の「食いしばり」「歯軋り」
- 堅いものを好んで食べる方・ガムをよく噛む方
- 長時間のスマホ操作などで、、うつむく事が多い方
- 最近では、長時間のマスク使用者
また、歯科治療で大きな口を開けていた後に発症する場合もあります。
顎関節症に対する鍼治療
一般的には、口腔外科や歯科医院で顎関節にかかる負担を減らすことを目的としてマウスピースの着用を勧められます。
顎関節症の初期の場合、主に治療対象となるのは「姿勢」と「筋肉」のこりです。
あまり知られてはいませんが、鍼治療などで原因となっている凝り固まった「筋肉」にアプローチできれば、早期の顎関節症であれば早い段階で症状は治ります。
顎だけの問題と考えられがちですが、実際には「姿勢」の影響をかなり受けています。
また、顎関節症の原因になっている凝り固まった筋肉は、奥の方にあり、表面からでは触れることが難しいので、鍼での刺鍼が非常に効果的です。
口を開ける時の音や痛みにお悩みの方は、筋肉のコリと姿勢改善をやってみてください。
それではまた。