顔面神経麻痺・ベル麻痺がなかなか治らない時
顔の半分が動かない…
味がよくわからなくなった…
そんなことにお悩みではありませんか?
それはもしかしたら、顔面神経麻痺・ベル麻痺かもしれません。
前回も、顔面神経麻痺・ベル麻痺についてお話しさせていただきましたが、今日はその続きです。
顔面神経麻痺・ベル麻痺で治りにくいもの
顔面神経麻痺・ベル麻痺の治療法としては、ウィルス性の麻痺などには、ステロイド剤を用います。
ステロイド剤は、炎症を抑える効果が強いので、急性の場合に用います。
ヘルペスウィルスが原因の場合は、抗ウィルス薬を用いて治療を行います。回復には、約1ヶ月前後かかる事が多いです。
思ったより時間が必要なので、焦らないことが大切ですが、問題なのは、薬でなかなか治らない顔面神経麻痺・ベル麻痺です。
病院での投薬治療を開始して2~3ヶ月しても回復しない場合があります。
この様な場合、手術を行うことがあります。
それは炎症などによる、神経の障害が非常に強い場合です。
麻痺状態が、長期に続くと顔を動かす表情筋と呼ばれる筋肉が弱くなってきます。
筋肉は、長期間に渡って動かないと、萎縮していきます。
その結果、さらに麻痺の症状が進行します。
顔面神経麻痺・ベル麻痺に対しての鍼灸治療
顔面神経麻痺・ベル麻痺でお困りの方は、病院にて様々な治療を行ったが、治らなかった方がほとんどです。
初期においては病院での治療が大切です。
しかし、改善が思わしくない場合は、別の原因・治療を検討するのが大切です。
鍼灸治療は、顔面神経麻痺・ベル麻痺の改善につながります。
鍼灸治療の効果には、
- 神経の改善の促進
- 筋肉の回復の促進
- 免疫力の改善
効果が挙げられます。
これらは、顔面神経麻痺・ベル麻痺の改善に大切な事です。
顔面神経麻痺・ベル麻痺は初期治療が大切
顔面神経麻痺・ベル麻痺の症状が出たら、治るのを待つのではなく、治療はできる限り早く行うのが大切です。
遅くなればなるほど、治りにくくなります。
さらに、病院での投薬治療でなかなか効果が出なかったり、治らない場合は、その他の治療法を探された方がいいです。
2~3ヶ月過ぎても回復の兆しの見えない場合、手術するという選択肢や、鍼灸治療という選択肢も出てきます。
いずれにしても、顔面神経麻痺・ベル麻痺の治療は、早期の治療が重要です。
続きままた次回に。
それではまた。