ある日突然、顔の半分が動かせなくなった…顔面神経麻痺・ベル麻痺について
顔の半分が動かない…
味がよくわからなくなった…
そんなことにお悩みではありませんか?
それはもしかしたら、顔面神経麻痺・ベル麻痺かもしれません。
顔面神経麻痺・ベル麻痺とは
顔面神経と呼ばれる顔を動かす神経が、何らかの原因により麻痺し、ある日突然、顔半分、もしくは一部分が思うように動かせなくなる病気です。
多いのは、目、口、鼻周辺の筋肉が動かなくなり、片方の口が下がる、水が口からこぼれる、口笛が吹けないなどの症状がでます。
また、見た目にかなり影響を及ぼすので、精神的に多大なストレスがかかります。
顔面神経麻痺・ベル麻痺の症状について
顔面神経麻痺・ベル麻痺の商標は、片側に起こります。
- 顔の半分が思うように動かない
- 目を閉じることができない
- 唇の端が垂れ下がる
- 口から水がこぼれる
- 口笛を吹くことができない
などの症状です。
また、涙が出にくくなる、味がよくわからなくなるという症状も併発しやすいです。
顔面神経麻痺・ベル麻痺は、見た目にかなり影響を与えるので、精神的なストレスが非常に大きく、うつに似た症状も起こります。
顔面神経麻痺・ベル麻痺の原因
顔面神経麻痺・ベル麻痺の原因は、顔面神経と呼ばれる顔の筋肉を動かす神経が、何らかの原因で障害を受けることによっって起きます。
多くは、ウィルスなどによる炎症の影響です。
筋肉は、神経から連絡を受けて動きますので、その神経が障害を受けると筋肉が動かなくなるのです。
この結果、表情筋と呼ばれる表情を作る筋肉が思うように動かなくなり、先ほど挙げた症状が出るという流れです。
一番多いのは、ベル麻痺と呼ばれる麻痺ですが、これは、突然起こるもので、ウィルスなどにより、神経が炎症を起こした事が原因と考えられます。
また、ヘルペスウィルス・中耳炎の影響などにより起こることもあります。
風邪などひいた後になられる方が多いです。
顔面神経麻痺・ベル麻痺の治療について
ウィルス性の麻痺などには、ステロイド剤を用います。
ヘルペスウィルスが原因の場合は、抗ウィルス薬を用いて治療を行います。
回復には、約1ヶ月前後かかる事が多いです。
しかし、なかなか治らない場合もあります。
そんな時は、別の治療も検討された方がいいと思います。
鍼灸治療も効果が出やすいと思います。
続きは次回に。
それではまた。